航空写真や上空からの映像を撮影する方法には、大きく分けてセスナなどの有人航空機による空撮とドローンによる空撮があります。
「広い範囲を撮影するならセスナ?」
「ドローンの方が安い?」
「同じ航空写真でも何が違う?」
「北海道のような広大な地域ではどちらが適している?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、セスナ空撮とドローン空撮は競合するだけの撮影方法ではなく、それぞれ得意とする高度・撮影範囲・用途が異なります。
北海道を拠点にドローン空撮を行う株式会社IdoAirが、セスナ空撮とドローン空撮の違い、それぞれのメリット・デメリット、撮影方法の選び方について解説します。
セスナ空撮とは?
セスナ空撮とは、小型の有人航空機にカメラマンや撮影機材を搭載し、上空から写真や映像を撮影する方法です。
航空機の機動力を活かし、比較的高い高度から広範囲を撮影できることが大きな特徴です。
特に、
・広大な土地
・河川
・山岳地帯
・海岸線
・港湾
・道路
・大規模な造成地
・都市全体
・広域的な記録写真
など、一度に広い範囲を撮影したい場合に適しています。
北海道のように撮影対象が広範囲に点在する地域では、現在でも有人航空機による空撮が有効なケースがあります。
ドローン空撮とは?
ドローン空撮は、カメラを搭載した無人航空機を遠隔操作し、上空から写真や映像を撮影する方法です。
有人航空機と比較して撮影対象へ近づきやすく、低高度から建物や施設、設備などを詳細に撮影できることが大きな特徴です。
例えば、
・建物・不動産
・ホテル・宿泊施設
・工場
・建設現場
・港湾施設
・観光地
・太陽光発電設備
・屋根・外壁
・インフラ設備
・企業PR
・観光PR
などでは、ドローンの特性を活かした撮影が可能です。
単純に「上空から撮る」というだけではなく、地上から数十メートル程度の高さから被写体へ接近し、立体感のある写真や映像を撮影できることがドローンならではの強みです。
セスナ空撮とドローン空撮の違い
両者の違いを簡単に整理すると、次のようになります。
・比較項目 ・セスナ空撮 ・ドローン空撮
得意な撮影 広域撮影 局所・詳細撮影
飛行高度 比較的高い 比較的低い
撮影範囲 非常に広い 限定された範囲が中心
被写体への接近 難しい 得意
撮影角度 高高度中心 自由度が高い
ホバリング 不可 可能
同位置からの反復撮影 難しい 比較的容易
費用 高くなりやすい 抑えやすい
航空機・空港等との調整 飛行場所・法令等の確認
広域航空写真 得意 条件による
建物・設備撮影 条件による 得意
動画・PR映像 条件による 得意
重要なのは、どちらが優れているかではなく、撮影目的に対してどちらが適しているかです。
セスナ空撮のメリット
1.非常に広い範囲を撮影できる
セスナ空撮の最大のメリットは広域性です。
航空機で移動しながら撮影するため、一つの施設だけではなく、複数地点や広大なエリアを連続して撮影できます。
北海道のような広い地域では、このメリットが特に大きくなります。
2.高高度から全体像を把握しやすい
ドローンでは撮影範囲が限定されるような大規模エリアでも、セスナであれば高高度から全体を俯瞰できます。
「施設そのもの」ではなく「施設と周辺地域の関係性」を記録したい場合にも有効です。
3.広域撮影では効率が良い場合がある
1地点だけを見るとドローンの方が効率的でも、撮影対象が非常に広範囲に分散している場合は事情が変わります。
複数地域をまとめて撮影するような案件では、有人航空機の移動能力が有利になるケースがあります。
セスナ空撮のデメリット
費用が高くなりやすい
航空機そのものの運航費用が必要になるため、小規模な撮影ではドローンより費用が高くなる傾向があります。
被写体へ接近した撮影には向いていない
建物の屋根や設備を細かく確認するといった用途では、低高度を細かく移動できるドローンの方が適している場合があります。
ホバリングできない
飛行機はドローンのように空中の一点で停止できません。
そのため「この位置、この角度から撮影する」という細かな構図調整については、ドローンに優位性があります。
ドローン空撮のメリット
1.低高度から高精細な撮影ができる
ドローンは撮影対象との距離を調整しながら飛行できます。
建物、設備、工事現場などを詳細に撮影したい場合には非常に有効です。
2.撮影アングルの自由度が高い
ドローンは前後左右・上下へ移動でき、一定地点でホバリングすることもできます。
例えば、
「建物の高さに合わせる」
「海側から陸側へ向かって撮影する」
「建物を斜め45度程度から見せる」
「地上から上空へ上昇しながら撮影する」
といった映像表現が可能です。
企業PVや観光PRでドローンが多く利用される理由の一つです。
3.撮影費用を抑えやすい
航空機をチャーターする必要がないため、一般的には有人航空機よりも小規模な撮影を低コストで実施しやすくなります。
特に1施設・1現場などの撮影ではドローンのメリットが大きくなります。
4.同じ場所を繰り返し撮影しやすい
建設現場などでは、
着工前 → 工事中 → 完成
と定期的に同じ場所を撮影することがあります。
ドローンであれば飛行条件を整えたうえで、同じ地点を継続的に撮影する運用を組みやすくなります。
ドローン空撮にも制限がある
ドローンなら自由にどこでも飛行できるわけではありません。
飛行場所・高度・飛行方法などによって航空法上の手続きが必要になる場合があり、空港周辺や人口集中地区(DID)などでは特に事前確認が重要です。
また、航空法だけ確認すればよいわけではありません。
土地や施設の管理者、自治体等のルール、その他の関係法令・規制などについても撮影場所に応じて確認する必要があります。
そのため法人としてドローン撮影を依頼する場合には、撮影技術だけでなく飛行計画・安全管理・法令への対応ができるドローン会社を選ぶことが重要です。
北海道ではセスナとドローン、どちらが向いている?
北海道の場合は、撮影対象の規模によって判断するのが一つの考え方です。
広大な地域全体を撮影したい
セスナなどの有人航空機が適している可能性があります。
建物・工場・港湾施設など特定地点を撮影したい
ドローンが適している可能性があります。
観光PRや企業PVを制作したい
低高度からダイナミックな映像表現ができるドローンが有効です。
非常に広い範囲を航空写真として記録したい
撮影範囲・必要な解像度・高度などによって、有人航空機とドローンを比較する必要があります。
つまり、
「航空写真だからセスナ」
「新しい技術だからドローン」
という選び方ではありません。
最終的に必要な成果物から逆算して撮影方法を選択することが重要です。
セスナ空撮からドローン空撮へ置き換えられるケース
近年では、従来有人航空機で行われていた撮影の一部をドローンへ置き換えられるケースもあります。
例えば、特定の施設や一定範囲の土地について、
・現況を記録したい
・定期的に撮影したい
・ 高解像度で確認したい
・斜め方向から撮影したい
・写真だけでなく動画も必要
・複数の高度から撮影したい
といった場合です。
こうした案件では、ドローンを活用することで撮影方法を効率化できる可能性があります。
一方、非常に広い範囲を短時間で撮影する必要がある場合など、有人航空機の方が合理的なケースも残っています。
ドローンはセスナ空撮を完全に代替するものではなく、従来の航空撮影では難しかった領域を補完・拡張する撮影手段と考えると分かりやすいでしょう。
北海道でドローン空撮を依頼するなら株式会社IdoAir
株式会社IdoAirは札幌を拠点として、北海道各地でドローンを活用した写真・映像撮影を行っています。
企業PR、観光、不動産、ホテル・民泊、建設、設備、港湾など、撮影目的に応じたドローン空撮に対応しています。
また、ドローンだけではなく地上からの写真・動画撮影を組み合わせることで、空撮だけでは表現できない映像・写真制作にも対応可能です。
「これまで有人航空機で撮影していたが、ドローンに変更できるのか」
「セスナとドローンのどちらが適しているのか」
「北海道の複数地点を撮影したい」
といった段階からでも、撮影目的や必要な成果物に合わせて撮影方法を検討することができます。
北海道で航空写真・ドローン空撮をご検討の企業・自治体・事業者様は、株式会社IdoAirまでお気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. セスナ空撮とドローン空撮はどちらが安いですか?
A.一般的な小規模・局所的な撮影では、ドローンの方が費用を抑えやすい傾向があります。ただし、非常に広い範囲や多数の地点を撮影する場合は、撮影条件を含めて比較する必要があります。
Q. ドローンでセスナと同じ航空写真を撮影できますか?
A.撮影範囲や高度、必要な成果物によって異なります。特定地点の詳細な撮影ではドローンが適している一方、広域撮影では有人航空機が適している場合があります。
Q. 北海道のドローン空撮は冬でも可能ですか?
A.気象条件や使用機体、撮影場所などによって判断します。特に北海道の冬季は低温、降雪、強風などを考慮した運航判断が重要になります。
Q. ドローンで高高度から撮影できますか?
A.飛行する空域や高度によって必要な手続き・調整が異なります。希望する撮影高度を含めて事前に飛行条件を確認する必要があります。
Q. 写真だけでなく動画も撮影できますか?
A.可能です。用途に応じて写真・動画の撮影を組み合わせることもできます。
セスナによる空撮とドローン空撮には、それぞれ異なる強みがあります。
<結論>
広大なエリアを効率よく撮影する有人航空機。一方で、低高度から被写体へ近づき、これまで撮影が難しかった角度や場所から高精細な写真・映像を残せるドローン。
大切なのは、どちらが優れているかではなく、「何を、どの範囲で、何のために撮影するのか」から最適な方法を選ぶことです。
そして現在、これまでセスナなどの有人航空機で行われてきた航空撮影の中にも、条件によってはドローンを活用できるケースが増えています。
株式会社IdoAirは、札幌を拠点に北海道各地でドローン空撮を行っています。
企業・自治体・建設・不動産・観光・港湾など、撮影目的や現場環境に合わせて、飛行計画から安全管理、撮影、納品まで対応します。
「この撮影はドローンで代替できるのか?」
「セスナとドローンでは、どちらが適しているのか?」
「この場所、この高度から撮影することは可能なのか?」
まだ撮影方法が決まっていない段階でも構いません。
北海道の空を知り、ドローンを知り、写真・映像を知る会社として。
株式会社IdoAirは、目的に合わせた新しい空撮の可能性をご提案します。
北海道で航空写真・ドローン空撮をご検討の際は、ぜひ株式会社IdoAirへご相談ください。